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sodate Daily2026.06.051分で読めるsodate 編集部

ブロードコム決算で半導体売られ、資金は内需へ

AI半導体の見通し据え置きが嫌気され、半導体・光通信が下落。一方でダウやラッセル2000は上昇し、買われすぎたハイテクからの資金移動が進んだ。

ブロードコム本社(米カリフォルニア州サンノゼ)
写真: Coolcaesar · CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons

木曜の米国株は、セクター間で資金が大きく移動した。ナスダックは -0.09% と小幅安。半導体が重しになった一方、ダウは +1.73%、ラッセル2000 は +1.45% と上昇し、S&P500 も +0.41% で引けた。Bitcoin は約4か月ぶりの安値圏に沈んだ。

3つのポイント

  1. ブロードコム決算が半導体を冷やした:AI向け売上が倍増し利益も上振れたが、CEOが年間のAI半導体見通しを据え置いたことを失望売り。Ciena や Lumentum など半導体・光通信に売りが波及した
  2. 資金は内需・ヘルスケアへ:買われすぎたハイテクから、ダウ採用の大型株や健康保険などへ資金が移った。Oscar Health は格上げと好決算で急騰した
  3. 地政学リスクで小売が下落:イラン情勢の長期化が欧州需要に影響し、PVH は通期見通しを引き下げて急落した

補足

決算自体は悪くないのに株価が下げる、という場面が目立った(ブロードコムもシエナも市場予想を上回っていた)。記録的な伸びでも「次の上振れ」が見えないと売られる、AI関連株の高い期待値の裏返しだ。指数の小幅な値動きの下で、物色の中心が静かに入れ替わった一日だった。

翌日、この静かな入れ替えでは済まない事態が来る。強い雇用統計を引き金にした全面安は6/6号で。