Advance Auto Parts は、自動車部品小売の三強で最も出遅れた一社だ。
強みは、全米に数千の店舗網と業販の顧客基盤という、再建の土台になる資産をなお保持している点にある。補修部品は景気に強い必需で、市場自体は車の高齢化で伸びており、二強との差は裏返せば改善の余地になる。一方で再建の途上で売上の縮小が続けば固定費の重さが利益を押し潰す。二強は規模と物流の効率で先を行き、関税は輸入頼みの調達を直撃する。電気自動車の普及も長期の逆風だ。AAP を読むときは、既存店売上と利益率の回復、物流集約の進み具合を軸に見るとよい。
