まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
全米に数千の店舗網と業販の顧客基盤という、再建の土台になる資産をなお保持している点が強み。補修部品は景気に強い必需で、市場自体は車の高齢化で伸びている。二強との差は裏返せば改善の余地であり、利益率の回復だけで価値が変わる再建途上の立ち位置にいる。
修理工場向けの業販と、自分で直す客への店頭販売という二つの経路で、自動車の補修部品を売るのが収益の柱。バッテリーやブレーキ、油脂類など、車の維持に欠かせぬ消耗品が中心になる。車の高齢化が需要の土台で、不採算店の閉鎖と物流網の集約を進めながら、部品の即納力で稼ぐ構造を作り直している。
再建の途上で売上の縮小が続けば、固定費の重さが利益を押し潰す。二強は規模と物流の効率で先を行き、価格と納期の差は容易に縮まらない。関税は輸入頼みの部品調達を直撃する。電気自動車の普及はエンジン関連の補修という畑を長期で狭める。
減配後の小さな配当を維持しつつ、現金を店舗網の整理と物流の集約に集中する再建の経営。採算の悪い店と地域から撤退し、大型の物流拠点に投資する。本業の自動車部品に絞り、改善の数字を積む方針が特徴になっている。
車の高齢化と、再建の実行、二強との競争に依存する。平均車齢の上昇が補修需要を支え続けるか、店舗の閉鎖と物流拠点の集約が利益率の回復として実るか、品揃えと即納で修理工場の信頼を取り戻せるか、そして関税による調達コストの上昇をこなせるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $11.8B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.2B(19%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約10年分
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