AARD
Aardvark Therapeutics注射で満腹感を作る既存のやせ薬とは道筋が違い、体に自分でホルモンを出させる飲み薬を狙う。対象も肥満全般ではなく、プラダー・ウィリー症候群という希少疾患に絞ってきた。
承認薬はなく収入もない。腸にある苦味の受容体を刺激すると満腹を伝えるホルモンが体から出る、という仕組みに賭けて、過食を抑える飲み薬ARD-101を育ててきた。
FDAが安全性の懸念を重く見れば、治験の設計や対象患者の絞り込みからやり直しになる。看板候補を土台にした2本目の候補も、同じ評価の結論を待つ形で足並みが止まっている。
2017年に会社を興した創業者がCEOを務める。2026年2月、安全性の所見が出た時点で投与を続けず、自ら止めてFDAとの対話に入る判断をした。
2026年2月27日に自ら止めた治験を、FDAとの協議を経て再開できるかにすべてがかかる。止めた理由は健常者向けの別試験で見つかった心臓への可逆的な所見で、評価が長引くほど資金と時間を削られる。
この会社をどう読むか
2026年2月27日、Aardvark Therapeuticsは主力の第3相試験で患者への投与を自ら止めた。健常者を対象にした別の試験で、心臓への可逆的な所見が見つかったためだ。
狙っているのは肥満そのものではない。プラダー・ウィリー症候群という、脳の指令が働かず食欲が止まらなくなる希少疾患だ。目標90人の登録が半ばを過ぎたところで時計は止まり、いまはFDAとの協議の結論を待つほかない。
バランスシート (要約)
資産 $117M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $107M(91%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$47M
- 他の流動資産$65M
- 固定資産$5M
- 流動負債$11M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $0
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −54.0%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$54M
- フリーCF
- −$54M
- 営業CFマージン
- —
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
AARD の掲示板
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