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AbbVie本社(米イリノイ州ノースシカゴ)の入口。abbvieロゴの看板
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強み

免疫疾患という巨大市場で、先発薬(Humira)から次世代薬(Skyrizi/Rinvoq)への移行を自社で完結できる数少ない企業。多角化された開発パイプラインが特許クリフを和らげる設計。

成長ドライバー

免疫疾患、神経科学、腫瘍学、美容(ボトックス)の医薬品を世界で販売。単一の事業セグメントで運営されているが、免疫疾患領域(Humira、Skyrizi、Rinvoq)が売上の中核。2013年に Abbott Laboratories からスピンオフして独立。

リスク

Humira の売上減速ペースが、Skyrizi / Rinvoq の伸びを上回ると業績が急ブレーキ。後継薬の副作用報告や規制変更、Medicare の薬価交渉対象に入ると利益が削られる。新薬の臨床失敗は株価を大きく動かす。

経営の癖

長期にわたって増配を続ける株主還元重視の体質。Allergan のような大型買収で事業の幅を広げる一方、研究開発投資も継続。負債水準が高めで、キャッシュ創出力との綱引きが続く。

読みの軸

主力薬の特許期間と、臨床試験の成功に依存。米国では Humira のバイオシミラー参入が進んでいるため、後継の Skyrizi と Rinvoq の成長ペースが業績の行方を決める。Allergan 買収で得た美容事業(ボトックス)は景気感応度が高い。

この会社をどう読むか

AbbVie は「特許切れ銘柄の教科書」として読むとわかりやすい。

かつて世界最大級の売上を誇った Humira は、米国でバイオシミラー参入により徐々に売上が削られている。その穴を、同じ免疫疾患領域で開発した Skyrizi と Rinvoq が埋められるかどうかが業績の核心。数字を追う時は、Humira の減速ペース vs Skyrizi/Rinvoq の成長ペースの引き算で見ると本質が掴める。

バランスシート (要約)

資産 $134B を負債が上回る債務超過の状態。

財務状態スコア
B資本は薄い

純資産はマイナスだが、営業利益は支払利息の5.2倍、自由に使える現金で借金を約3.6年で返せる

資産 (合計)
$134B前期比 −0.9%
82位 / 4,281社 上位10%
  • 現金・現金同等物$5.2B
  • 他の流動資産$23.8B
  • 固定資産$104.9B
負債 (合計)
$137.2B前期比 +4.1%
63位 / 4,239社 上位10%
  • 流動負債$43.3B
  • 長期借入金$64.5B
  • 短期借入金$2.5B
純資産
−$3.3B前期比 −198.3%
4,223位 / 4,239社
自己資本比率の推移
2021
11%
2022
12%
2023
8%
2024
2%
2025
−2%

この判定で見た指標: 自己資本比率・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)・FCF/有利子負債 (自由に使える現金で借金の何割を1年で返せるか)。

収益性 (TTM)

売上高
$61.2B
69位 / 3,391社 上位10%
売上成長率
8.6%
粗利率
—
営業利益率
24.6%
純利益率
6.9%
ROE
—
ROIC
—
売上の5年推移

キャッシュフロー (TTM)

営業CF
$19B
25位 / 4,104社 上位1%
フリーCF
$17.8B
16位 / 3,300社 上位1%
営業CFマージン
31.1%
現金燃焼
なし(CFは流入)
フリーCFの5年推移

配当

配当総額(年間)
$11.7B
配当性向
275.8%
配当の5年推移

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文・sodate 編集部最終更新 出典: SEC EDGAR — AbbVie の提出書類
sodate は米国株を推奨するためのサイトではありません。情報は参考値を含み、投資判断はご自身の責任で行ってください。