
ACA
Arcosa「老朽インフラ更新」「送電網強化」「データセンター建設」という3つの長期テーマが同時に吹いている追い風を、3部門でそれぞれ受け取れる位置。競合より買収を機動的に使って、断片化した市場で規模を作る戦略。
建設(骨材・コンクリート・砂)、エンジニアリング構造物(送電塔、風力タワー、高速道路・橋の構造物)、輸送(鉄道貨車、貨物コンテナ等)の3領域。2018年に Trinity Industries からスピンオフ、テキサス本社。北米の分散したインフラ市場に強い。
連邦インフラ予算の減速、金利上昇による建設プロジェクト延期、データセンター投資の一服で送電塔・風力タワー需要が冷える。原材料(鉄鋼、セメント)や燃料費の高騰が利益率を削る。買収体質のため統合失敗リスクもある。
配当を継続、買収によるポートフォリオ拡張を積極活用。地理的・製品的分散を進めながら、高成長セグメントへの再投資を優先。負債管理とキャッシュフローのバランスを重視。
米国政府のインフラ投資(IIJA など)、電力網の高耐性化・再エネ接続投資、データセンター建設、そして地域建設市場の動向に依存。建材事業は輸送コストの制約で地域密着、地場建設需要の強さが直接影響する。
この会社をどう読むか
Arcosa は、派手さはないが「米国インフラ更新」というマクロテーマに素直に連動する銘柄として読むと面白い。
老朽化したハイウェイ・橋・港湾、電力網の強化、AI データセンター建設 — この3つの投資サイクルが同時に動いている2020年代後半、その受託事業者で素材と構造物を供給している会社。連邦予算のインフラ投資法と、民間のデータセンター投資が続く限り、複数の成長テーマに同時に接続できる立ち位置。
バランスシート (要約)
資産 $5B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.6B(53%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
- 現金・現金同等物$215M
- 他の流動資産$892M
- 固定資産$3.9B
- 流動負債$504M
- 長期借入金$1.5B
- 短期借入金$9M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $2.9B
- 売上成長率
- 12.2%
- 粗利率
- 22.4%
- 営業利益率
- 11.9%
- 純利益率
- 7.2%
- ROE
- 7.9%
- ROIC
- 6.5%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $341M
- フリーCF
- $176M
- 営業CFマージン
- 11.8%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $10M
- 配当性向
- 4.8%
ACA の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…