まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
軽油ではなく電気で動く環境負荷の低い破砕の設備をいち早く導入し、規制の強まる流れの受け手になる点と、破砕に使う砂を自社で採掘してコストを抑える垂直の統合が最大の強み。主要な産地に集中して効率よく作業を回す。大手とは異なる、電動設備と砂の自社調達で差別化する、水圧破砕の油田サービスの立ち位置にいる。
シェールの地層に高い圧力で水と砂を送り込み、岩を割って原油やガスを取り出しやすくする水圧破砕の作業を請け負うのが事業の柱。テキサスなどの主要な産地に集中する。特徴は二つで、軽油ではなく電気で動く環境負荷の低い破砕の設備をいち早く導入した点と、破砕に大量に使う砂を自社で採掘して調達する垂直の統合にある。設備の製造も手がける。作業した井戸と稼働で稼ぐ構造になっている。
原油価格の下落は、掘削会社の活動を絞らせ、水圧破砕の発注を一気に細らせる最大の弱点になる。水圧破砕は同業が多く、設備が余ると価格競争で採算が崩れる。電気で動く設備への切り替えは、従来型の設備の価値を下げる面もある。規模で勝る大手の油田サービスとの競争も激しい。買収で膨らんだ借入や設備の費用も重荷になる。
配当を出さず、現金を電気で動く設備への投資と、買収で膨らんだ借入の削減に充てる経営。砂の自社調達という垂直の統合でコストの優位を保つ。原油価格の波に応じて設備の稼働を機動的に調整しつつ、電動設備という差別化で大手との違いを出す方針が特徴になっている。
原油価格と、掘削活動、電動設備への移行に依存する。原油価格が高くシェールの掘削が活発で水圧破砕の需要が続くか、主要な産地での発注を確保できるか、電気で動く設備への切り替えが採算に見合うか、そして砂の自社調達によるコストの優位を生かせるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $2.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $718M(28%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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