ACRV
Acrivon Therapeutics「薬を作る」と「適応患者を選ぶ」を一体化したAP3プラットフォームが、単なる臨床ステージバイオとは異なる独自性。質量分析ベースのプロテオミクスで「この患者にはこの薬が効く」を事前に予測することで、Phase 2の成功確率を上げる設計が他社にない強み。
売上はまだなく、開発資金は株式調達と提携金で賄うクリニカルステージ。AP3プラットフォームで「この薬が効きそうな患者」を事前識別する独自のバイオマーカー戦略を採り、ACR-368とACR-2316の2品の臨床試験を主導する。AP3で得たプロテオミクス・データ自体が、将来的に他社へのライセンス提供の対象になり得る。
主力候補ACR-368のPhase 2/3試験が有効性を示せない場合、企業価値の大半を失うシングルアセットリスク。AstraZeneca等の大手が同一クラスの阻害剤を先行開発する可能性。AP3プラットフォームが他のプロテオミクス技術(Olink、SomaLogic等)と差別化できなくなる懸念。資金調達不調による希釈、IPO以降の赤字継続による信頼低下も。
配当なし。Peter Blume-Jensen CEOの下、AP3プラットフォームを軸に複数のがん候補を同時並行で進めるパイプライン経営。資金調達は段階的に行い、提携・ライセンス契約で外部資金も獲得する典型的な小型バイオの運営。
ACR-368とACR-2316のPhase 2/3試験の結果と進捗、AP3プラットフォームの臨床的有用性の検証、現金ランウェイ(増資・希釈に依存)、他社製薬企業とのコラボレーション・ライセンス契約の獲得、特許保護の維持に依存する。
この会社をどう読むか
Acrivon Therapeuticsは、独自のプロテオミクス・プラットフォーム「AP3」を持つ臨床ステージの精密医療バイオ。主力のACR-368というCHK1/2阻害剤を、AP3で「効きそうな患者」を事前に選別する形で複数のがん種で試験中。
性格は「単なる臨床ステージバイオ」と違って、薬剤候補と患者選別のためのバイオマーカーが一体化している点。Phase 2の成功確率を上げる設計が他社にない強みだが、結局は薬の臨床結果次第。ACR-368とACR-2316の試験結果、その間の現金ランウェイが会社価値の大半を決める典型的な小型バイオ銘柄。
バランスシート (要約)
資産 $130M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $113M(87%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$41M
- 他の流動資産$79M
- 固定資産$9M
- 流動負債$16M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −69.2%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$64M
- フリーCF
- −$65M
- 営業CFマージン
- —
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
ACRV の掲示板
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