配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
菌が増える仕組みのうち、これまで薬の的になっていなかった部分を狙う新しい型で、再発を繰り返す厄介な菌を叩こうとする点が最大の特徴。既存の薬とは効く場所が違う。薬が効きにくい菌を狙う新しい抗生物質を開発する後期段階のバイオの立ち位置にいる。
まだ承認薬を持たず、新しい抗生物質を開発する後期段階のバイオで、収入はない。看板の候補は、菌が遺伝子を写し取って増える仕組みのうち、これまで薬の的になっていなかった部分を狙って止める、新しい型の抗生物質だ。まず、腸の中で暴れて再発を繰り返す厄介な菌の感染を狙い、中期の試験を終えて後期へ進む段階にある。生物を使ったテロへの備えとして、政府の調達も視野に入れる。承認後の薬の売上や政府の調達で、いずれ稼ぐ構造を描く。それまでは増資や政府の助成で開発を続ける。
後期の試験で効き目を示せなければ、会社の値打ちの大半を失う弱点を抱える。同じ厄介な菌を狙う既存の薬や、後期で先を行く競合もいて、承認の争いになる。新しい抗生物質は、開発しても高い値段が付けにくく、稼ぎに結びつきにくいという、業界に共通の悩みも抱える。政府の備えの予算の優先順位が変われば、頼みの調達が細る。一つの候補に賭けるため、その失敗が致命傷になる。赤字が続き増資で持ち分が薄まる。
配当を出さず、看板の候補の後期の試験への資金の集中を優先する経営。共同で創業した経営者が率いる。後期の試験の立ち上げと、政府の助成の獲得、増資による資金繰りの管理、承認後の販売を提携に委ねる準備を進める。一つの候補への集中が、運営の中核になっている。
臨床試験の結果と、承認、政府の調達に依存する。看板の候補が後期の試験で効き目と安全性を示し承認を得られるか、再発を繰り返す厄介な菌に対して既存の薬との差を示せるか、生物への備えとして政府の資金を得られるか、そして長い開発のあいだ増資で資金繰りをつなげるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $8M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $5M(69%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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