ACXP
Acurx Pharmaceuticals同じ細菌感染症を狙う既存薬とは違う酵素を標的にしており、フェーズ2では腸内の有益な菌を壊さずに済んだとするデータを公表している。炭疽菌のような生物兵器級の病原体も候補の射程に入れ、政府調達という別の販路を視野に置く。
承認薬はまだなく、収入も乏しい。主力候補のイベザポルスタットは、グラム陽性菌のDNA複製に要る酵素ポルIIICを止める薬だ。この酵素を狙う抗生物質はまだ実用化されておらず、腸で再発を繰り返すディフィシル菌が最初の的になる。
フェーズ3で効果や安全性を示せなければ、開発中の技術ごと価値の大半を失う。同じ感染症を狙う既存薬との承認争いもあり、新しい抗生物質は薬価がつきにくいという業界共通の壁も残る。
自社での大規模な販売網は持たず、フェーズ3以降は製薬会社との提携や導出を軸に据える方針を掲げている。限られた資金を主力候補の試験に集中させる形で開発を進めている。
フェーズ3の結果と、そこへ進むための開発費をどう確保するかで先行きが決まる。フェーズ2で示した腸内細菌への影響の少なさを、より大きな試験でも再現できるかが焦点になる。
この会社をどう読むか
まだ一つも承認薬を持たないAcurx Pharmaceuticalsだが、狙っている的は独特だ。主力候補のイベザポルスタットが止めるポルIIICは、グラム陽性菌のDNA複製を担う酵素で、既存の抗生物質がどれも手をつけてこなかった標的にあたる。
フェーズ2では、腸で再発を繰り返すディフィシル菌の感染症に対し、既存薬と同程度の効果を示しつつ腸内の有益な菌が保たれたというデータを得た。この一点をフェーズ3でも再現できるかどうかに、会社の価値のほとんどがかかっている。
バランスシート (要約)
資産 $8M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $5M(69%)。
開示から読める範囲ではおおむね健全
- 現金・現金同等物$8M
- 流動負債$2M
この判定で見た指標: 自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −151.2%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$7M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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