ADMA Biologics は、献血由来の血漿から免疫を補う薬を作る、採取から製造まで一貫した中堅メーカーだ。
最大の強みは、採取から製造、販売までを一社で持つ垂直統合と、重い免疫不全に効く高い力価の独自製品、そして慢性的な供給不足という業界の追い風にある。近年黒字化も果たした。一方で血漿の採取量が頭打ちになれば製造能力の上限に突き当たり、当局の査察での指摘は出荷停止を招く。供給不足の解消や大手との規模差も弱みになる。ADMA を読むときは、血漿の採取量と免疫グロブリンの需要、製造の品質を軸に見るとよい。

