まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
巨大な通信機器の大手の隙間で、中小の電話会社や自治体、電力会社といった、家庭まで光を引く事業者に特化する点が最大の特徴。欧州の同業との合併で、都市間の光の伝送の能力も得た。米国の地方ブロードバンドの公共投資の主要な受け手の一角になる。地方向けの光回線の機器に特化した会社の立ち位置にいる。
家庭やオフィスまで光ファイバーを引いて高速の通信を届けるための機器と、それを支えるソフトを作り、売るのが事業の柱。顧客は、中小の電話会社や、ケーブルの事業者、自治体、電力会社といった通信のサービスを提供する事業者。都市間を結ぶ光の伝送の機器も手がける。欧州の同業と合併して規模を広げた。通信の機器とソフトの販売で稼ぐ構造になっている。
期待される地方ブロードバンドの公共の補助は、執行の遅れが業績の足を引っ張る弱点になる。地方の電話会社が設備の投資を削れば、機器の需要が細る。欧州の同業との合併の相乗効果が出ず、統合の費用が重い。光通信の機器には、規模で勝る大手の競合がひしめき、価格の競争も激しい。業界の再編の波も逆風になる。
配当を抑え、現金を欧州の同業との合併後の統合と、借入の削減に充てる経営。合併に伴う一時の業績の混乱から、費用の削減と効率化に注力する。米国の地方ブロードバンドの公共投資という追い風を待ちつつ、地方向けの光回線の機器という特化の強みを生かす方針が特徴になっている。
地方の通信投資と、公共の補助、価格競争に依存する。米国の地方に高速の通信を広げる巨額の公共の補助の予算が、実際に執行されて発注が生まれるか、地方の電話会社が家庭への光回線の投資を続けるか、欧州の同業との合併の相乗効果を出せるか、そして光通信の価格の競争に耐えられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $1.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $146M(12%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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