配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
身の回りの世話から終末期のケアまでを一貫してそろえ、政府の制度に通じた運営で各地に広げる規模が最大の強み。ばらばらな小事業者がひしめく業界を、買収でまとめる集約の役を担う。病院や施設ではなく自宅で過ごしたいという高齢者の需要に応え、数十年続く高齢化の追い風に乗る立ち位置にいる。
高齢者が自宅で暮らし続けられるよう、身の回りの世話をする在宅介護、終末期を支えるケア、医療を伴う在宅医療の三つを提供し、その対価が収益の柱。多くは政府の医療や介護の制度から支払われる。地域ごとにばらばらな小さな事業者を買収でまとめ、規模を広げる。高齢者の利用と、買収による地域の拡大で稼ぐ構造になっている。
政府や州の介護への報酬の引き下げは、利益を直接削る。介護の現場は深刻な人手不足で、担い手が確保できなければ稼働が落ちる。人件費の上昇を報酬の改定が上回れなければ、利益率が圧迫される。買収を重ねた拡大は、高値づかみや統合の失敗が高くつく。政府の制度への依存度が高い弱さもある。
配当を出さず、生み出した現金を次々と買収に再投資する集約の経営。借入も使って積極的に地域とサービスの幅を広げる。自前の成長と買収の両輪で、高齢化という長期の追い風を着実に取り込む方針が特徴になっている。
高齢者の需要と、介護報酬、人材の確保に依存する。高齢化で在宅介護の需要が増え続けるか、政府の介護や医療の報酬が削られないか、介護の担い手を確保できるか、そして買収で新しい地域へ広げ続けられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $1.4B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.1B(76%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
読み込み中…