ASIC
Ategrity Specialty Insurance2022年からの平均支払額は約$48,000で、大きな災害を避けて小さい契約を数で積む設計に徹している。審査と価格づけは自社の保険契約管理システムAtegrityOneに載せ、担当者の勘に寄りかからない。
2025年の元受収入保険料は$581.5M。保険金と経費を保険料で割ったコンバインドレシオは88.2%で、支払いを保険料の内側に収めた差額がそのまま利益になる。
想定を超える大口の損害が続けば、株主資本$614.3Mという薄い元手に支払いが直接当たる。同業が料率を下げてくれば、標準化した審査の採算も一緒に崩れる。
引き受ける危険を細かく区分し、料率と書式を仕組みの側で更新していく。A.M.Bestの「A-」格付けを看板に、卸代理店との取引口を広げる順序を取っている。
販売は自社で行わず、免許を持つ卸の保険代理店だけを通す。業界最大手3社の卸で元受保険料の46.5%を占めており、この関係が切れれば流通そのものが細る。
この会社をどう読むか
Ategrity Specialty Insurance の2025年のコンバインドレシオは88.2%だった。保険料100に対して支払いと経費が88で収まったということで、運用に頼らず引受そのもので利益が出ている状態を指す。
それを支えるのが、平均約$48,000という支払額の小ささだ。大災害を避け、小口を数でさばく設計になっている。ただし流通は卸代理店の上位3社に46.5%、保険料はカリフォルニアなど上位5州に6割弱が偏り、窓口も地域も足元は細い。
バランスシート (要約)
資産 $1.5B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $614M(42%)。
自己資本比率は同業の中央値を上回る
- 現金・現金同等物$30M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $424M
- 売上成長率
- 23.4%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- 17.4%
- ROE
- 12.0%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $147M
- フリーCF
- $141M
- 営業CFマージン
- 34.7%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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