ATHS
Athene Holding(社債)本体アシーンの普通株はアポロに完全保有されて上場していないため、この社債が市場からアシーンの信用力に直接投資できる珍しい窓口になっている。保険大手の信用と厚い利回りの組み合わせが特徴。
この証券自体は事業を持たない。本体が個人年金や企業年金の引き受けで得る収益を裏付けに、年7.25%の利息を受け取る。利率は5年ごとに市場金利へ合わせて見直され、満期は2064年と極めて長い。
運用資産の焦げ付きが増えて本体の資本が傷むと、劣後債であるこの証券は普通の社債より深く売られる。満期が遠いため、金利の急上昇でも市場価格が大きく下がりやすい。
証券そのものに経営はなく、本体の経営姿勢に従う。本体は退職者向けの年金引き受けを本業とし、集めた資産の運用を親会社アポロに委ねる一体運営が特色で、その運用規律がこの社債の重要条件になる。
支払いの源は本体の保険業の健全性。米国の金利水準、引き受けた年金資産の運用成績、そして親会社アポロの運用力に本体の体力がかかっている。
この会社をどう読むか
ATHS は、投資会社アポロ(APO)傘下の年金保険大手アシーン・ホールディングが発行した上場劣後社債だ。2064年満期・年7.25%という超長期の債券で、アシーン本体の普通株は上場していないため、市場からアシーンの信用力に触れられる数少ない銘柄になっている。
読み方は債券そのものだ。本体が年金の引き受けと資産運用で健全さを保てるか、そして米国の金利がどう動くかが価格を決める。親会社の性格を知りたいなら APO のページを併せて読むとよい。
発行体の連結バランスシート (要約)
この銘柄は、取引所が公開している証券名では「社債」に分類されています。ここから下の数字は、この証券を発行した会社 (発行体) の連結決算です。証券そのものの成績ではないので、全上場企業の中での順位も出していません。
資産 $442.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $20.5B(5%)。
自己資本が同業の中でも薄い。決算ごとの確認が必要
- 現金・現金同等物$16.9B
- 長期借入金$7.8B
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
発行体の収益性 (TTM)
- 売上高
- $25.7B
- 売上成長率
- 24.1%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- 10.6%
- ROE
- 13.2%
- ROIC
- —
発行体のキャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $5.2B
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- 20.1%
- 現金燃焼
- 判定不能
発行体の配当
- 配当総額(年間)
- $752M
- 配当性向
- 27.7%
ATHS の掲示板
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