まだ赤字先行で、将来に賭ける会社

自動運転を、需要が大きく経路が単純な長距離トラック輸送に絞って実用化を目指す戦略が特徴。運転手不足が深刻な物流の現場で、無人化の効果が大きい。早くから開発を進め、トラックメーカーや物流会社との提携を築いてきた。実用化にこぎ着ければ、運転手のいらない輸送網で大きく伸びうる立ち位置にいる。
大型トラックを運転手なしで走らせる自動運転の仕組みを開発し、それを使った長距離輸送サービスで稼ぐことを目指している。センサーと人工知能で道路を認識し、高速道路を自動で走るトラックを実現しようとする。物流会社やトラックメーカーと組み、輸送一回ごとの料金や利用料を得る形を見込む。実用化に向けた開発段階で、まだ本格的な収益は出ていない。
自動運転の実用化が想定より遅れると、収益化の前提が崩れる。技術的な壁や、事故・安全性への懸念、規制の遅れは、計画を大きく狂わせる。本格的な収益が出るまでは赤字が続き、開発資金を増資で賄えば株式の価値が薄まる。競合が先に実用化するリスクも、企業の価値を脅かす要因になる。
配当を出さず、調達した資金を、自動運転技術の開発と、商用化に向けた提携・体制づくりに集中投資する経営。長距離トラックという的を絞った領域で実用化を急ぎ、提携を広げて無人輸送の収益モデルを確立しようとする、実用化前の成長段階にある方針が特徴。
自動運転技術の完成度と、実用化・商用化の進み具合に依存する。安全に自動で走る技術を確立できるか、規制当局の認可を得られるか、物流会社やトラックメーカーとの提携を広げられるか、そして実用化までの長い開発を支える資金を確保できるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $2.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.1B(91%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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