まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
膨大な種類の電子部品を在庫し、世界中の機器メーカーに素早く供給できる品ぞろえと物流網が強み。部品メーカーにとっては販路、機器メーカーにとっては調達先として、両者をつなぐ要になる。設計支援や在庫管理のサービスも提供し、単なる部品販売を超えた付加価値で、電子部品の流通大手としての地位を保つ立ち位置にいる。
半導体や電子部品をメーカーから大量に仕入れ、機器を作る世界中のメーカーに卸す流通が収益の柱。膨大な種類の部品を在庫し、必要なときに供給する。部品の販売に加え、設計の支援や、在庫・調達の管理といったサービスも担う。部品メーカーと機器メーカーの間をつなぎ、幅広い品ぞろえと供給力で薄利多売をこなして稼ぐ構造になっている。
景気後退で電子機器の生産が落ちると、部品の流通量が減って販売が鈍る。電子部品は需要と在庫の波が大きく、需要が急に冷えると抱えた在庫が値下がりして損失が出る。流通業ゆえ利益率が薄く、価格競争や、部品メーカーが直接販売を強める動きも、収益の重しになりうる。在庫リスクと薄利が弱みになる。
配当を出しつつ、在庫・物流の効率化と、設計支援サービスの強化、仕入れ関係の維持に力を入れる経営。部品需要の波で振れる薄利の流通事業で、幅広い在庫と供給力を武器に、在庫リスクを管理しながら、設計支援などの付加価値で利益を補って着実に稼ぐ方針が特徴になっている。
電子機器の生産と、部品の需要、在庫の管理に依存する。世界で電子機器が活発に作られ部品の需要が増えるか、幅広い在庫と素早い供給を保てるか、部品メーカーとの仕入れ関係を維持できるか、そして在庫の値下がりや滞留を避けられるかが、業績を左右する大きな前提になる。部品需要の波が収益を左右する。
資産 $15.4B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $5B(33%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
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