AXR
AMREP「ニューメキシコ州の特定地域の大規模土地保有」というニッチで、典型的なREITや住宅建設業者と異なる独特なポジション。1960年代から保有する低コスト基盤の土地を、長期にわたって売却・開発するというストック型ビジネスは、現代の不動産企業には少ない設計。アルバカーキ都市圏の長期人口増を享受できれば長期的な株主価値創出が見込める。
売上の柱は、Rio Rancho地域での土地売却(住宅開発業者、商業開発業者、政府機関向け)と、一部の住宅・商業開発プロジェクト。土地保有コストはほぼ固定(土地は減価償却なし)で、売却時の利益は税控除も活用できるため、長期にわたる「現金生成資産」として運営される。配当も継続的に支給されてきた。
アルバカーキ都市圏の人口流入鈍化、ニューメキシコ州の経済低迷で土地需要が縮小。大型住宅開発業者(D.R. Horton、Lennar等)の地域進出による価格圧迫。地元政府の土地利用規制強化(環境、水資源等)。長期にわたる土地売却ペースゆえの収益不安定性、超小型ゆえの上場維持コスト負担も。
配当あり。Christopher Brown CEO等の経営陣主導で、保有土地の段階的な売却・開発と、配当継続を両軸で進める保守的な経営。希薄化増資はせず、土地売却収益から配当・自社株買いを行う独特なキャピタルアロケーション。長期視点の株主向けの典型的な「土地ストック」型企業の運営。
ニューメキシコ州・アルバカーキ都市圏の人口動態(人口増は土地需要に直結)、住宅市況、商業開発活況、地元政府との土地利用許認可、希薄化増資能力(基本的にはなし)、長期保有可能な経営姿勢に依存する。
バランスシート (要約)
資産 $145M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $141M(97%)。
自己資本と借入のバランスは同業の平均より良い
- 現金・現金同等物$52M
- 長期借入金$18K
この判定で見た指標: 自己資本比率・D/E。在庫や売掛を持たない賃貸業のため流動比率は判定に使わず、借入の重さは同業の D/E の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $53M
- 売上成長率
- 6.3%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 23.4%
- 純利益率
- 19.5%
- ROE
- 7.3%
- ROIC
- 7.0%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $13M
- フリーCF
- $13M
- 営業CFマージン
- 24.4%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- —
- 配当性向
- —
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