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BridgeBio Pharma原因遺伝子が特定された病気だけを選び、候補ごとに独立採算のチームを割り当てる。効き目を確かめるまでの投資が1件あたり$40M未満に収まっており、大手なら棚上げする小さな病気にも手を出せる。
主力のAttrubyを米国では自社で売り、欧州はBayer、日本はAlexionを通じてBeyonttraの名で売る。薬の候補ごとに独立した小さなチームを置き、投資を続けるか止めるかを候補の単位で決めていく。
売れている薬がAttruby一本のため、処方の広がりが想定より遅ければ収益は一気に細る。並行して抱える後期候補のどれかが治験でつまずけば、複数の病気に分けて賭ける設計そのものが疑われる。
承認から遠い初期研究はGondolaBioなど別の会社へ切り出し、少数株主として残ることで開発費の負担を外へ置く。手元の資金はAttrubyの販売と、承認が近づいた候補の第3相へ集中させている。
Attrubyの処方が医師の間にどこまで広がるかで、当面の収益の伸びが決まる。軟骨無形成症や肢帯型筋ジストロフィー、副甲状腺に関わる病気の候補が第3相で良い結果を出しており、これらを承認まで運べるかが次の収入源を決める。
この会社をどう読むか
BridgeBio Pharmaを見るときの入口は、2024年11月に承認されたAttrubyという薬だ。遺伝性の心臓病であるトランスサイレチン型心アミロイドーシスの治療薬で、米国では自社が、欧州はBayer、日本はAlexionがBeyonttraの名で売る。
単一事業で終わらせないのがこの会社の設計で、骨や筋肉、副甲状腺に関わる希少疾患を候補ごとに別のチームで走らせている。承認から遠い初期研究はGondolaBioなど別会社へ出し、株式だけ残して開発費の負担を外へ逃がしている。
バランスシート (要約)
資産 $936M を負債が上回る債務超過の状態。
負債が資産を上回る債務超過。本業から入る現金もマイナスで、増資や資金繰りに注意
- 現金・現金同等物$570M
- 他の流動資産$228M
- 固定資産$138M
- 流動負債$288M
- 長期借入金$2B
この判定で見た指標: 自己資本比率・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)・FCF/有利子負債 (自由に使える現金で借金の何割を1年で返せるか)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $502M
- 売上成長率
- 126.3%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −104.2%
- 純利益率
- —
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$446M
- フリーCF
- −$447M
- 営業CFマージン
- −88.8%
- 現金ランウェイ
- 約1年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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