配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
遺伝子を組み換えた他人由来のがん細胞を丸ごと使い、患者の免疫を呼び覚ますという、ほかにあまり例のないワクチンの仕組みで、転移した乳がんに挑む点が最大の特徴。抗体や飲み薬とは攻め方が違う。他人由来のがん細胞を使うワクチンで乳がんを狙う小型のバイオの立ち位置にいる。
まだ承認薬を持たず、がんのワクチンを開発する臨床段階のバイオで、収入はない。看板の候補は、遺伝子を組み換えた他人由来のがん細胞を丸ごと使い、患者の体に入れて免疫を呼び覚まし、自分のがんを攻めさせる独自のワクチンだ。あちこちに転移した乳がんを狙い、広く使われる免疫の薬と組み合わせる試験を進める。誰にでも使える形のものも開発する。承認後の薬の売上で、いずれ稼ぐ構造を描く。それまでは増資や政府の助成で開発を続ける。
後期の試験で効き目を示せない弱点を抱える。がん細胞を丸ごと使うワクチンの分野は、過去に苦戦が続いており、市場の懐疑も根強い。乳がんでは、抗体に薬をつないだ新しい治療などが次々と現れ、差を示すのが難しい。カナダに本社を置き米国にも上場するため、二重の規制の負担もある。長年赤字が続き、現金が細れば増資で持ち分が大きく薄まり、上場の維持も危うい。
配当を出さず、一つのワクチンの仕組みへの集中を優先する経営。現在の経営者が率いる。看板の候補の試験の遂行と、誰にでも使える形の開発、カナダと米国にまたがる運営、増資や政府の助成による資金繰りの管理を進める。ワクチンの仕組みへの集中が、運営の中核になっている。
臨床試験の結果と、ワクチンへの市場の評価、資金繰りに依存する。看板の候補が中期から後期の試験で生存を延ばす効き目を示せるか、組み合わせる免疫の薬との上乗せを示せるか、伸びる別の乳がんの治療との差を出せるか、そして長い開発のあいだ増資で資金繰りをつなげるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $22M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $17M(80%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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