
安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
金利が動く時代に取引量が増える、ボラティリティの恩恵を受ける収益構造が特徴。人手の仲介で築いた顧客網を土台に、米国債の電子取引という大きな市場へ挑む。成功すれば取引所型の高い利益率に化ける可能性を持つ、プロ向け市場の電子化に賭ける仲介大手の立ち位置にいる。
銀行や証券会社といったプロどうしが行う、債券や金利、為替、エネルギーなどの取引を仲介する手数料が収益の柱。人手の仲介から電子取引基盤への移行を進め、米国債の電子取引所も育てている。市場が動き取引が増えるほど手数料が積み上がる。プロ向け市場の縁の下で、取引の流量から稼ぐ構造になっている。
市場が凪いで取引が細ると、手数料収入が落ちる。電子取引所の覇権争いで大手取引所に敗れると、成長の柱を失う。人手の仲介はブローカーの引き抜きと報酬競争に常にさらされる。複雑な企業構造や関連会社との取引が、評価の重しになってきた面もある。
配当を出しつつ、電子取引基盤への投資と、米国債取引所の拡大、エネルギー分野の強化に力を入れる経営。人手の仲介の現金収入を電子化への投資に回し、取引所型のビジネスへ脱皮して利益率を高める方針が特徴になっている。
金融市場の取引量と、ボラティリティ、電子化の進展に依存する。金利や為替が動いて取引が活発か、米国債の電子取引所がシェアを取れるか、人手の仲介から利益率の高い電子取引へ移行できるか、そしてエネルギー・環境分野の仲介を伸ばせるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $4.4B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $972M(22%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
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