BGDE
Big Digital Energy電気を大量に使う商売でありながら、使わないことでも金を受け取る仕組みを内側に持つ。採掘、AI計算の貸し出し、電力網への協力という三方向を、同じ設備の上で切り替えて回している。
自社でビットコインを掘るほか、他社の採掘機やAI・HPC向けの機材を預かって回すコロケーションで、施設利用料や成果の分け前を受け取る。もう一つが電力管理で、電力網が逼迫したときに自社の計算を止めると報酬が入る。
コロケーションの顧客が少数に偏っており、契約が一本切れるだけで収入は大きく削れる。豪州の拠点を畳んで米国一本にした分、PJM市場の電力価格と規制の変化がそのまま効く。
掘る単一事業からの脱出を最優先に置いている。2025年10月には大手の分散型AIネットワークでGPUの実証を始め、AIクラウドとしての足場づくりへ舵を切った。法人名は旧社名のMawson Infrastructure Groupのまま残している。
129MWの容量はすべて米国東部のPJM市場圏にあり、そこで安い電力をどれだけ確保できるかが採算を決める。掘る側はビットコイン相場、預かる側は少数のAI・HPC顧客との契約に紐づく。
この会社をどう読むか
Big Digital Energyという社名は電力会社を思わせるが、実体はビットコインを掘り、AIやHPC向けに計算場所を貸す会社だ。法人としての登記名も、いまだに旧社名のMawson Infrastructure Groupのままになっている。
面白いのは、電気を使わないことも収入になる点だ。米国東部のPJM市場で電力網が逼迫すると、自社の計算を止めることへの報酬が入る仕組みに参加している。豪州の拠点は畳んで129MWの容量を米国に集め、2025年10月からは分散型AIネットワーク向けのGPU貸し出しも試している。
バランスシート (要約)
資産 $57M を負債が上回る債務超過の状態。
負債が資産を上回る債務超過。本業から入る現金もマイナスで、増資や資金繰りに注意
- 現金・現金同等物$13M
- 他の流動資産$14M
- 固定資産$30M
- 流動負債$59M
- 長期借入金$25M
- 短期借入金$25M
この判定で見た指標: 自己資本比率・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)・FCF/有利子負債 (自由に使える現金で借金の何割を1年で返せるか)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $40M
- 売上成長率
- −32.9%
- 粗利率
- 43.6%
- 営業利益率
- −48.5%
- 純利益率
- −59.5%
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$7M
- フリーCF
- −$7M
- 営業CFマージン
- −17.4%
- 現金ランウェイ
- 約2年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
BGDE の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…