まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
鼻の粘膜や血ではなく、患者が出した痰に含まれる細胞を機械で一つずつ調べるという、ほかと違う検体と手法で肺がんを早く見分ける点が最大の特徴。手法そのものが競合と異なる。痰の細胞を調べて肺がんを早く見つける検査を売る超小型の会社の立ち位置にいる。
肺がんを早く見つける検査を売るのが事業の柱。胸の画像で、がんか判じきれない影が見つかった患者に対し、その人が出した痰に含まれる細胞を機械で一つずつ調べ、悪い細胞が混じっていないかを見分ける独自の検査を提供する。医師を通じて検査を売り、公的な保険や民間の保険からの支払いを狙う。検査を自前で処理するため、病理の施設を買って体制を整えた。これらの検査の販売で稼ぐ構造を描く。
検査の採用が思うように進まず、保険の支払いの取得も遅れる弱点を抱える。肺がんを見分ける検査には、鼻の粘膜や血を使う別の手法の競合がいて、差を示すのが難しい。肺がんの検診の指針が変われば、検査の出番そのものが揺らぐ。会社の規模が小さく、商業化の初期で赤字が続く。現金が細れば増資で持ち分が大きく薄まり、上場の維持も危うい。
配当を出さず、検査の採用の拡大と自前の処理の体制づくりを優先する経営。現在の経営者が率いる。検査の医師への普及と、保険の支払いの取得、買い取った病理の施設の運営、増資による段階的な資金の調達を進める。検査の商業化と垂直の体制づくりが、運営の中核になっている。
検査の採用と、保険の支払い、競合に依存する。肺の専門の医師がこの検査を取り入れて広く使うか、公的な保険や民間の保険からの支払いを得られるか、自前の病理の施設をうまく回せるか、そして商業化の初期の赤字のなか増資で資金繰りをつなげるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $11M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $7M(66%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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