
国内で商売が完結する同業が多いなか、大型買収でアメリカ中西部に自ら踏み込んだ点が際立つ。1817年にモントリオールで創業し、1821年にカナダ初の特許銀行として法人化された歴史の長さも顧客基盤を支えている。
カナダの個人と企業から預金を集め、それを貸し出す利ざやが本業の中心にあり、資産運用と投資銀行の事業がそこに乗る。2023年にはフランスの大手銀行から米国の商業銀行を現金約$13.8Bで買い取り、中西部での貸し出しを一気に広げた。
中西部で抱えた貸し出しが現地の景気悪化で傷めば、買収の狙いそのものが揺らぐ。カナダの住宅価格が調整に入れば住宅ローンの焦げ付きが増え、規制で求められる資本の厚みも収益を圧迫する。
配当を長く出し続けながら、預金と貸し出し中心のカナダ事業、買収で広げた米国事業、資産運用、投資銀行という四本の柱を並行して育てる経営。
金利が上下すれば利ざやが直に動き、カナダと米国の景気が貸し出しと市場業務の活気を決める。買い取った米国事業の貸し出しの質も、これからの成績を左右する要素として加わった。
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2023年、Bank of Montrealはフランスの大手銀行から米国の商業銀行を現金約$13.8Bで買い取った。1817年にモントリオールで生まれ、カナダで最初の特許銀行になった古い銀行が、隣国に一気に根を下ろした瞬間だった。
国内で長年かけて築いた顧客基盤に、買収で得た中西部の店舗網が加わった。カナダと米国、二つの国の金利と景気を同時に背負う銀行になったということでもある。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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