BMR
Beamr Imaging画質を保ったまま圧縮率を上げるという一点に技術を絞り込み、Emmy賞の受賞歴と特許で裏づけを取っている。人が見る動画だけでなく、機械が学習に使う膨大な映像データの圧縮にも同じ技術を向けており、そこが並の動画ソフト会社と分かれる。
動画の見た目の画質をほとんど落とさずに、保存と配信にかかる費用を減らす圧縮技術を売る。導入の形はクラウド上のサービス、自社設備内の設置のどちらも用意しており、扱う動画の量が多い顧客ほど節約幅が大きくなる。
動画を圧縮する技術は大手の配信会社や機器メーカーが自前で開発することも多く、外部から買う必然性が薄れれば置き換えられやすい。売上の規模はまだ小さく、少数の大口顧客への依存も大きい。新しい圧縮の規格が生まれるたびに追随し続けなければならない。
商談が長引く大口案件に頼る売り方を変えるため、NVIDIAのGPUで速度を稼ぐクラウド版を用意し、販路そのものを組み替えにかかっている。技術は特許で囲い、次の符号化規格が出るたびに追いかける手を緩めない。
世界で配信される動画の総量が増え続けるかどうかと、少数の大口顧客がこの技術を使い続けるかどうかに収入がかかる。特許で技術を守っているが、その優位を保てるかも重要になる。
この会社をどう読むか
Beamr Imagingの圧縮技術を使っているのは、Netflixやパラマウントといった名だたる配信大手だ。見た目の画質を保ったまま、保存と配信にかかる費用を最大で半分まで減らせる点が評価されている。
Emmy賞を受けた特許技術を持ちながら、稼ぎの規模はまだ小さく、少数の大口顧客に支えられているのが実情だ。ADRを介さず普通株のままNasdaqに並ぶイスラエルの会社で、人が見る動画から機械が学習に使う映像データへ、用途をどこまで広げられるかに次の伸びしろがかかる。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
BMR の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…