安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社

貸し出しで儲ける普通の銀行と違い、他人の資産を預かり正確に記録することを本業にしてきた。1784年から途切れずに続く信用そのものが、大口の機関投資家を引き寄せる。
年金基金や資産運用会社に代わって株式や債券を保管し、その記録と決済、配当の受け渡しまで引き受ける証券サービスが土台。2025年末で預かる資産は$59.3Tに達し、市場取引の仲介や資産運用もあわせて手がける。
保管そのものは手数料率が薄く、値下げ圧力が常にかかる。巨額の事務を毎日処理する以上、システム障害や処理ミスは信用に直結し、代償も重い。
貸し出しの危険を抱え込むより、預かる資産の量と事務の正確さで稼ぐ形を守り続けている。証券サービス、市場・資産運用サービス、投資・資産運用の3部門に整理し、配当も出す。
手数料は預かる資産の残高と取引量に連動するため、市場が伸びた年は自動的に増え、縮んだ年は自動的に減る。金利の水準も、保管する現金の運用益を通じて業績に効いてくる。
資産 $472.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $44.3B(9%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
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