
BTDR
Bitdeer Technologies採掘、採掘用半導体の自社設計、AIクラウドの三つを、一つの電力基盤の上で回している。採掘機大手ビットメイン(Bitmain)から分社した出自があり、機械を買う側ではなく作る側に立てる。
自前のビットコイン採掘に加え、開発した採掘用半導体(ASIC)を積んだ「SEALMINER」を外部にも販売する。あわせて、NVIDIA製の最新GPUを使ったAIクラウドと、データセンターの間借り(コロケーション)サービスを広げている。
ビットコインの採掘は相場が急落すれば採算も採掘機の需要も一気に冷え、得られる量が数年ごとに半分になる「半減期」も稼ぎを削る。電力容量を2023年の795MWから2026年に1,744MWへ急拡大させた資金は、増資や借り入れに頼りやすい。
還元より拡張を選び、採掘で得た資金も調達した資金もデータセンターの増設とAIクラウドへの転換に注ぎ込む。電気が安く手に入る土地を求めて、ノルウェーやブータン、エチオピア、マレーシアへ拠点を広げてきた。
いまの稼ぎはビットコインの相場と電気代の差で決まるが、設備投資の判断はAI向け計算需要の読みで動いている。異なる時間軸のふたつが、同じ電力設備の上に乗っている。
この会社をどう読むか
Bitdeer Technologiesは、ビットコインの採掘会社という説明だけでは足りなくなりつつある。ノルウェーやブータン、エチオピア、マレーシアなど、世界十カ所に構えるデータセンターの電力容量は1,744MWに達した。2023年の795MWからの急拡大で、その多くはいまAIクラウド向けに振り向けられつつある。
採掘機大手ビットメインから分かれた出自を生かし、自社設計の採掘用半導体「SEALMINER」を外部にも売る。あわせて、NVIDIA製のGPUを使ったAIクラウドと、データセンターの間借りサービスを広げている。ビットコインの相場に左右される採掘収入と、AI需要という新しい柱を両にらみする段階にある。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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