BUSE
First Busey融資に加えて資産運用と決済処理という二つの手数料事業を持ち、金利に頼りすぎない収益の構成が最大の強み。地銀としては珍しく手数料の比率が高く、利ざやの波を和らげられる。大型合併で中西部から南西部へ地盤を広げ、長い増配の実績を保つ地域銀行の立ち位置にいる。
イリノイを中心に中西部と南西部で集めた預金を、地元の企業や個人に貸し出す利ざやが収益の柱。これに加えて、富裕層向けの資産運用の手数料と、企業の決済処理を請け負う事業という二つの柱を持つ。地銀としては手数料収入の比率が高い。低コストの預金を元手にした融資と、金利に頼らない手数料事業を組み合わせて稼ぐ構造になっている。
大型合併の直後は、文化や仕組みの統合がつまずくと費用がかさみ顧客が離れる。景気後退で地元企業の貸し倒れが増えれば利益が傷む。商業用不動産への融資は空室率の上昇局面で重荷になる。株式相場の下落は資産運用の手数料を細らせ、決済処理の事業も手数料の競争にさらされる。
配当を長く続けながら、大型合併で得た地盤の統合を進める経営。保守的な融資の規律を保ちつつ、資産運用と決済処理の手数料事業を育てる。金利に左右されにくい収益を厚くして、地銀としての安定性を高める方針が特徴になっている。
中西部の経済と、合併の統合、金利水準に依存する。地元の企業と家計が借入を続けるか、近年の大型合併で広げた南西部の地盤をうまく束ねられるか、株式相場が資産運用の手数料を支えるか、そして商業用不動産向け融資の質を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $18.1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.5B(14%)。
自己資本比率は同業の中央値を上回る
- 現金・現金同等物$294M
- 長期借入金$114M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $720M
- 売上成長率
- 55.7%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- 18.8%
- ROE
- 5.5%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $193M
- フリーCF
- $173M
- 営業CFマージン
- 26.8%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $91M
- 配当性向
- 67.3%
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