CAKE
The Cheesecake Factory何でも揃う巨大メニューと名物ケーキという、配達では代替しにくい体験の店づくりが最大の強み。一店あたりの売上は業界屈指で、一等地の家主から誘致される側の立場にある。買収で得た新興チェーンが次の成長の枝になる、体験型外食の老舗の立ち位置にいる。
看板のレストランチェーンの飲食収入が収益の柱。商業施設の一等地に大型店を構え、二百を超す品数と名物のチーズケーキで幅広い客層を集める。成長の中心は買収した新興チェーンの出店で、健康志向の業態も育てる。一店あたりの売上の高さと回転で稼ぐ構造になっている。
外食は節約の標的になりやすく、客数の減少は固定費の重い大型店を直撃する。人件費の高騰は利幅を削り続ける。商業施設の衰退は立地の価値を蝕む。巨大メニューの複雑な厨房は、効率化の余地と運営の重さの両面を持つ。
配当と自社株買いを続けながら、出店の中心を成長チェーンに移す経営。本体の店は改装と価格の工夫で守り、厨房の効率化を進める。体験の質を落とさない範囲での値上げを重ねる方針が特徴になっている。
外食支出の底堅さと、人件費と食材の管理、新業態の出店に依存する。中間層の外食が景気の波を越えて続くか、賃金と食材の上昇をメニュー価格に転嫁できるか、買収した成長チェーンの出店が計画通り進むか、そして商業施設の人通りが保たれるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $3.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $436M(13%)。
支払い余力は厚い。営業利益は支払利息の22倍、借金は本業の稼ぎの約2.1年分
- 現金・現金同等物$216M
- 他の流動資産$239M
- 固定資産$2.8B
- 流動負債$777M
- 長期借入金$561M
- 短期借入金$69M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)・負債/EBITDA (借金が本業の稼ぎの何年分か)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $3.8B
- 売上成長率
- 4.7%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 5.0%
- 純利益率
- 4.0%
- ROE
- 34.0%
- ROIC
- 13.9%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $301M
- フリーCF
- $155M
- 営業CFマージン
- 8.0%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $52M
- 配当性向
- 35.2%
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