CCTG
CCSC Technology International汎用品を数で売るのではなく、顧客ごとの特注の接続部品を設計から手がける。2024年2月にはセルビアに現地法人を置き、オランダの拠点と合わせて中国以外の供給元をヨーロッパ側に用意し始めた。
香港に本社、中国・東莞に工場を置き、機器と機器をつなぐコネクタ、ケーブル、配線束を作って売る。顧客の図面どおりに作る仕事と、自社で設計して顧客のブランドで出す仕事の両方を受ける。取引先は産業機械や自動車、ロボット、医療機器、通信の分野に散らばり、25カ国あまりに及ぶ。
接続部品は完成品の価格に埋もれる部材で、値下げ要求を断りにくい。生産を東莞に寄せているため、米中間の関税や輸出規制がそのまま原価と納期に跳ね返る。銅や樹脂の相場と為替の振れも、薄い利幅を直接削る。
2024年1月の上場で得た資金を、生産地の分散に振り向けている。1992年から続く工場の設計と量産の蓄積は守りつつ、中国一極という一点だけを崩しにいく手順を踏んでいる。
顧客の生産計画がそのまま受注量になる。特注品なので図面ごとに関係が続き、一度入り込めば長いが、その顧客が減産すれば代わりの行き先も見つけにくい。
この会社をどう読むか
CCSCが作っているのは、産業機械や自動車、医療機器の中で線と線をつなぐだけの部品で、完成品を開けなければ誰の目にも触れない。それでも図面は顧客ごとに違い、一度採用されると設計が変わるまで置き換わらない。
前身は1992年に香港で登記された「利可(Leoco)」で、2021年の改名と2024年のナスダック上場を経て今の姿になった。生産は中国・東莞にほぼ集中しており、そこが構造上の弱いところになっている。2024年に置いたセルビアの拠点がどこまで実際の量を引き受けられるかで、この会社の見え方は変わる。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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