まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
ゼロから上場するのではなく、別業種の上場企業の器を借りて滑り出した成り立ちが珍しい。看板も中身も入れ替わった一方、事業としての実績はこれから積み上がる段階にある。
自前の巨大な施設ではなく、コロラド・ミネソタ・ユタにある他社のデータセンターに間借りし、そこへ自社の機材を据えて計算の場ごと貸す。AIや機械学習の開発企業が、電力の通った区画に定額を払う。2026年8月にはMicrosoftと2年の提携を結び、約50メガワット分の計算力を整える計画を出した。
旧来の装着型ロボット事業は2026年5月に売却の方針が決まり、事業の中身が数か月単位で入れ替わる過渡期にある。工期や条件を満たせなければ相手方に違約の対価が生じる契約で、先行投資は重い。大手クラウドも同じ計算力を売っており、価格と稼働率の綱引きが続く。
親会社Applied Digitalから切り出されたばかりで、2026年8月に本社をカリフォルニア州メンローパークへ移した。生まれて数か月でMicrosoftとの大型提携を取り付けるなど、立ち上げ期らしい速さで動いている。
Microsoftのような大口が計画どおり計算力を使い続けるかと、電力と土地、そして設備投資を賄う資金の調達に懸かる。50メガワットの計画そのものが、有利な条件で資金を集められることを前提にしている。
資産 $326M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $180M(55%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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