
財務データが揃わず、性格の分類はしていない
Servierと大株主のAstraZenecaという性格の異なる相手と、同時につながりを持ってきた。資金源と提携先をここまで分散させた小型の遺伝子編集会社は珍しい。
承認された治療薬はまだない。提供者の細胞を編集して作るがんの免疫療法の候補を、欧州投資銀行の融資や増資、大手製薬との提携金で費用を賄いながら開発する段階にある。CD19を標的にした候補の開発では仏Servierと、資本や事業のつながりではAstraZenecaとも関わりを持つ。自社で製品を売って稼ぐのではなく、臨床試験の進み具合そのものが企業価値を左右する。
提携先のServierは、共同で進めていたCD19を標的とする候補の開発から手を引くと表明しており、頼みにしてきた提携が想定どおりに続くとは限らない。承認前の段階が続く限り収入はほとんど立たず、欧州投資銀行からの融資は新株予約権の発行と引き換えのため、資金を借りるほど既存株主の持ち分は薄まっていく。
経営陣の仕事は、臨床試験を止めずに走らせることと、欧州投資銀行の融資枠を計画どおり引き出すことに尽きる。大株主AstraZenecaとの関係の維持も、資金繰りと同じ重さを持つ。
企業価値を動かすのは臨床試験の結果そのものである。あわせて、大手製薬との提携が続くかどうかと、欧州投資銀行の融資枠や増資で手元資金をつなげるかが効いてくる。
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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