CLPS
CLPS上海を起点に、シンガポールとカリフォルニアへ拠点を伸ばし、日本とアラブ首長国連邦にも子会社を置く。中国の金融機関向けという狭い専門を、国外へ持ち出そうとしている。
銀行や証券会社に技術者を送り込み、働いた時間と経費に応じて請求する受託が中心。もう一つ、仕様を固めて総額いくらで請け負う開発の仕事もあり、こちらは自社側で作り込んで納める。
人手に頼る請け負いのため、技術者の賃金が上がるほど利幅が薄くなる。少数の大口の金融機関に売上が偏り、中国の景気や規制の変化にも直接さらされる。
本拠の上海に開発の人手を集めつつ、東南アジアと北米に窓口を置いて受注先を散らす。稼いだ現金は研究開発と技術者の採用・育成に回り、株主への還元は後回しになっている。
中国の金融機関の情報化予算が、そのまま売上の天井になる。人を貸す商売のため、技術者を採り続けて辞めさせないことが、受けられる仕事の量を決める。
この会社をどう読むか
顧客はほぼ、銀行と証券会社に限られる。CLPS は中国の金融機関のためにシステムを作り、保守する仕事を請け負い、技術者を顧客先に常駐させたり自社で開発を抱えたりして対価を得る。
拠点は上海のほか、東南アジアの窓口としてシンガポール、北米の窓口としてカリフォルニアに置き、日本とアラブ首長国連邦にも子会社を構える。中国の金融という一つの業界に技術を絞り込んだ会社が、その専門をどこまで国外に持ち出せるかが読みどころだ。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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