財務データが揃わず、性格の分類はしていない
低炭素燃料の船を造るだけでなく、水素とアンモニアの燃料そのものを顧客に供給し、トラックや機関車の水素エンジンまで手がけている。海運会社というより、船を軸にした燃料転換の実験場に近い。
貨物を運んで得る運賃が収入のすべてに近い。船隊は5つの部門に分かれる。ばら積みのBocimar、原油タンカーのEuronav、ステンレス製の化学品船のBochem。ここに中型コンテナ船のDelphisと、洋上風力の作業員輸送を担うWindcatが加わる。新造船を含めて約250隻を抱える。
制裁が緩めば、いま押し上げられているタンカー運賃は反落しやすい。水素やアンモニアで走る船への投資は、その燃料が港で買えるようになるまで回収の見通しが立たない。部門が5つあるので一つの相場崩れは吸収できるが、同時に冷えれば逃げ場がない。
配当を出しながら、株式交換による大型合併で規模を広げてきた。2025年8月にゴールデン・オーシャンを吸収し、その一方で古い船を売って新造船に入れ替える若返りを続けている。
部門ごとの運賃相場がそのまま業績に出る。2025年はロシア産原油への米英の制裁でVLCCの用船料が跳ね、12月時点で年初の約1.8倍になった。ばら積み側はゴールデン・オーシャンの合併で船が一気に増えた分、鉄鉱石や石炭の荷動きに敏感になっている。
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
読み込み中…