
景気敏感な事業で、配当も出す会社
鉄スクラップを再生する電気炉による製鉄で、建設向けの鉄筋に強い点が特徴。スクラップを原料にするためコストを抑えやすく、環境負荷も比較的低い。鉄筋の加工・納入まで一貫して手がけ、建設現場に密着できる。米国のインフラ投資や建設需要の追い風を取り込める立ち位置にいる。ただし市況次第のもろさも併せ持つ。
鉄スクラップを電気炉で溶かして再生し、建設に使う鉄筋や鋼材を作って売る収益が柱。鉄筋は鉄筋コンクリートの建物やインフラに欠かせない。製造に加え、鉄筋を加工して建設現場に納める事業や、鋼材の流通も手がける。スクラップを原料にした再生製鉄で、建設向けの鋼材を供給して稼ぐ構造になっている。
建設需要が冷えたり、鋼材市況が悪化したりすると、採算が一気に悪化する。鋼材は需給で価格が大きく振れ、スクラップとの利ざやが縮むと利益が圧迫される。安価な輸入鋼材との競争や、電力費の高騰、建設の周期的な落ち込みも、収益の重しになりうる。市況と建設需要の波に業績が大きく左右される。
配当を出しつつ、電気炉や加工設備への投資と、利ざやの管理、効率的な操業に力を入れる経営。市況で振れる鋼材事業で、スクラップとの利ざやを確保しながら電気炉を効率よく回し、建設・インフラ需要の追い風を取り込んで着実に稼ぎながら株主に還元する方針が特徴になっている。
建設・インフラの需要と、鋼材の市況、スクラップの価格に依存する。建設やインフラ整備が活発で鉄筋の需要が強いか、鋼材の販売価格とスクラップの仕入れ値の差(利ざや)を確保できるか、電気炉を高い稼働率で回せるか、そしてインフラ投資の追い風を取り込めるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $7.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $4.2B(58%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
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