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Cheetah MobileAIを掲げるだけの企業と違い、展示施設や病院、小売店で実際に動くサービスロボットと、研究機関向けの協働ロボットアームを製品として持つ。自社開発ではなく買収で一気に揃えた点が、身軽さでもあり脆さでもある。
従来はPDF編集のKing PDFやKingsoft Antivirusといったアプリの広告と課金が中心だった。そこへ2023年に子会社化したサービスロボットのOrionStarと、2025年7月に買収した協働ロボットアームのUFACTORYが加わった。2025年の総売上は前年比42.6%増の$164.5Mで、AI・ロボット事業がその46.5%を占める。
ロボット事業は立ち上がったばかりで、値下げ競争の激しい市場で採算が取れる保証はない。アプリ側も競争が絶えず、広告収入は景気と規制に揺すられる。中国系企業として米国に上場する構造特有の開示リスクも残る。
CEOのSheng FuはOrionStarの創業者でもあり、2017年にKingsoftから委任された議決権も併せ持って経営を主導する。アプリで稼いだ資金をロボットの拡張へ振り向ける姿勢が続く。
従来のアプリ事業が新事業を支えるだけの利用者を保てるか、ロボットの受注と採算が実際に育つかに懸かる。中国拠点のVIE構造が抱える規制と地政学の重さも、常に付いて回る。
この会社をどう読むか
Cheetah Mobileの2025年の売上$164.5Mのうち、46.5%はロボットとAIが稼いだ。PCの掃除アプリやセキュリティソフトの会社という古い像のままでは、この比率は説明できない。売上全体が前年から42.6%伸びた牽引役も、定番アプリではなくこちら側だった。
軸になったのは二つの買収だ。2023年にサービスロボットのOrionStar、2025年7月に協働ロボットアームのUFACTORYを取り込んだ。展示施設や病院で動くロボットと、広告で細く長く稼ぐアプリ。利益の出方も時間軸もまるで違う二つを、同じ会社が並行して抱えている。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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