まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
炎症が続いて臓器が硬くなる病に的を絞り、その引き金となる物質を抑えることで進行を止めようとする点が最大の特徴。症状を和らげるだけの治療とは、狙いが違う。臓器が硬くなる病に挑む抗体の会社の立ち位置にいる。
抗体の薬の開発が事業の柱。今はまだ薬を売る段階ではなく、炎症が長く続いて臓器の組織が硬くなり、働きを失っていく病に向けて、その炎症と硬化の引き金となる体内の物質を抑える抗体の薬の候補を開発している。肝臓の胆の管の病や、皮膚や臓器が硬くなる病などを狙う。承認を得れば販売による収益を見込む。今は研究の費用を増資などで賄い、承認後を見据えて開発で価値を積む構造になっている。
臓器が硬くなる病は進み方が遅く、効き目を示すのに長い試験が要る弱点を抱える。試験でつまずけば、価値の大半が失われる。硬化の病は治療が難しく、過去にも多くの候補がつまずいてきた。収益が無く、研究の費用を増資で賄うため、株式の希薄化が続く。少数の候補に開発が偏る。同じ病を狙う競合もいる。承認まで長い年月がかかり、その間は赤字が続く。
配当を出さず、主力の候補の試験と承認の取得を進める開発の経営。候補の試験の遂行と、抗体の磨き込み、当局との折衝、資金の管理を進める。臓器が硬くなる病への薬の開発が、運営の中核になっている。
主力の候補の試験の結果と、当局の承認、そして資金に依存する。狙う硬化の病の候補で効き目と安全が示せるか、引き金の物質を抑える狙いが実際に効くと示せるか、当局が承認するか、そして承認までの資金を保てるかが、行方を左右する大きな前提になる。
資産 $43M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $36M(84%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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