

ミシガン下半島に住む1000万人のうち680万人へ電気かガスを届け、8万2千マイルを超す配電線を持つ規模がまず強み。2035年に再生可能60%、2040年に完全クリーンという工程表も掲げるが、最後に残った石炭火力だけは連邦の判断で畳めずにいる。
子会社コンシューマーズがミシガン下半島で電気190万件、ガス180万件の契約を抱え、当局(MPSC)が認める料金で投資を回収する。傘下のNorthStar Clean Energyは独立系電源の開発と売電を担い、揚水式のLudington発電所はDTEと51対49で設備を分け合う。
当局が投資回収に見合う料金改定を渋れば、資金繰りは苦しくなる。2025年に契約した13カ所の水力ダムの売却が計画通り進まなければ資産整理は狂うし、大雪や暴風で送配電網が傷めばその都度の復旧費もかさむ。
退役の認可まで取った石炭火力を連邦命令で動かし続ける一方、老朽化した13カ所の水力ダムは売る契約を結んだ。手元に残すのは揚水式のLudingtonのような要の設備で、その入れ替えにかかる費用も州が認める料金の中で回収していく。
料金改定をどれだけ通せるかと、老朽化した送配電網の更新ペースに業績が波及する。退役の認可まで得たJ.H.キャンベル石炭発電所は、米エネルギー長官の緊急命令で今も稼働を続けさせられている。
この会社をどう読むか
ミシガンでは、電気を別の会社から買える枠が売上の1割までと法律で区切られている。2025年末にその枠は満杯だったが、実際に使っている契約は300件に満たない。
発電設備の中には、作るより多く電気を食べるものもある。揚水式の施設は2025年に1,351GWhで水を汲み上げ、混み合う時間帯に991GWhを戻しており、差は需要の山をならすための代金にあたる。
バランスシート (要約)
資産 $39.9B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $9.1B(23%)。
借金が重いか支払い余力が薄い。決算ごとの確認が必要
- 現金・現金同等物$509M
- 他の流動資産$3B
- 固定資産$36.5B
- 流動負債$3.5B
- 長期借入金$17.8B
- 短期借入金$950M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $8.5B
- 売上成長率
- 13.6%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 20.2%
- 純利益率
- 12.5%
- ROE
- 11.7%
- ROIC
- 4.9%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $2.2B
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- 26.2%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- —
- 配当性向
- —
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