Core Natural Resources は、発電用と製鉄用の石炭大手二社が合併して生まれた、輸出主導の石炭会社だ。
最大の強みは、統合で得た生産規模と、自前の輸出ターミナルという物流の急所を握る点にある。国内市場の縮小を輸出への振り向けで補える柔軟さは、港を持たない同業にない。一方で石炭価格の急落は発電用と製鉄用の両輪を同時に直撃し、国内発電所の閉鎖は土台の長期契約を年々細らせる。鉱山の操業トラブルや、石炭業界から資金が引き上げられる流れも重しになる。CNR を読むときは、石炭の国際価格と輸出量、統合効果の実現を軸に見るとよい。
