CRGY
Crescent Energy掘削の速さで伸びるシェールの会社と違い、産出の落ちにくい資産を買い集めて規模をつくってきた。2025年4月には二種類の株が混在するUp-C構造を解消し、私募の投資家の持ち分も普通株へ一本化している。
テキサスのEagle Fordを中核に、PermianとUinta盆地でも原油と天然ガス、その液体を生産して売る。加えて他社が掘っている鉱区の鉱業権や採掘料を保有し、自分では掘らずに取り分を受け取る収入も持つ。
相場が長く沈めば、借入で買った資産の重さだけが残る。2024年のSilverBow、2025年のRidgemar、2026年初のVital Energyと買収を重ねており、統合につまずけば負債が積み上がる。買う相手が尽きたとき、この会社の成長の型そのものが止まる。
配当を出しながら、2026年2月には自社株買いの枠を$400Mへ広げ、期限も外した。買収で規模を足しつつ株主への還元も続ける、二兎を追う運営が続いている。
収入の大きさは原油と天然ガスの相場が決める。加えて、買える資産が市場に出続けるか、買った後の運営を自社の型に馴染ませられるかで、成長の速さが変わってくる。
この会社をどう読むか
Crescent Energy を石油会社として読むと半分しか見えない。この会社の成長は掘削の現場ではなく、買収の交渉卓でつくられてきた。
2024年にSilverBow、2025年にRidgemar、2026年初にVital Energy。Eagle Fordを中心に会社ごと買い足して規模を伸ばしてきた。2025年4月にはUp-C構造を畳んで株の種類を一本化し、2026年2月には自社株買いの枠を$400Mへ広げている。買った資産を静かに馴染ませられるかどうかで、この買い足しの型が続くかが決まる。
バランスシート (要約)
資産 $12.4B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $5.2B(42%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
- 現金・現金同等物$10M
- 他の流動資産$1.9B
- 固定資産$10.6B
- 流動負債$1.3B
- 長期借入金$5.5B
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $3.6B
- 売上成長率
- 22.1%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 6.4%
- 純利益率
- 3.7%
- ROE
- 2.6%
- ROIC
- 1.7%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $1.7B
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- 46.9%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- $115M
- 配当性向
- 86.6%
CRGY の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…