DCBO
Docebo用途を「学ぶ」の一点に絞り、社員研修から顧客・取引先教育までを同じ基盤で扱う。2023年に買収したEdugo.AIの技術で、学習の道筋を一人ひとりに合わせて組み替える機能を持たせた。
学習管理システム(LMS)を1〜3年の固定契約で貸し出し、受講する人数と使う機能の数に応じて課金する。2025年度は売上高$242.7Mの94%が継続課金の契約から出ており、途中解約もできない設計になっている。
景気が悪化すると企業は研修費から先に削るため、更新のたびに解約と規模縮小の波を受ける。新規顧客を取るには営業と広告の費用がかかり続け、業務ソフトの大手が同じ機能を標準搭載すれば居場所が狭くなる。
2023年末には$100Mを一度に投じる自社株買いを実施し、買収と株主還元を並行して回している。2024年9月にAlessio Artuffo氏がCEOに就いた後も、AI関連の技術を外から取り込む路線は続いている。
導入企業が契約を更新し続けるか、そして一社あたりの利用料を引き上げられるかで伸びが決まる。売上の74%が北米に集中しているため、北米企業の研修予算の増減がそのまま効く。
この会社をどう読むか
Google、HP、ロレアル、ハイネケン。Doceboの顧客名簿には、社員や取引先の研修をこの会社のソフトに預けている企業が並ぶ。約60カ国、3,500社ほどが使うが、利用者はそれがDoceboの画面だと意識しないまま研修を受けている。
2005年に学習管理ソフトの会社として始まり、2019年にカナダ、2020年に米国で上場した。契約は1〜3年の固定期間で途中解約ができず、2025年度は売上の94%がこの継続課金から生まれている。積み上がる形の収益だが、企業が景気の悪化でまず削るのが研修費であることも同じくらい確かで、更新の時期ごとに解約の波が来る。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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