DCOY
Decoy TherapeuticsAIと高速合成を組み合わせ、ペプチドに別の分子をつなぐ薬を素早く設計するIMP3ACT基盤に加え、旧Salariusが持っていたがん領域の低分子候補も引き継ぐ。設計の速さと既存の臨床知見の両方を手にした点が他の前臨床バイオとは違う。
承認薬も売上もまだない前臨床段階で、AIと高速合成を組み合わせたIMP3ACT基盤でペプチドに別の分子をつないだ薬を設計する。まず狙うのは呼吸器ウイルス向けの候補群で、次の脅威が出ても土台を作り直さずに済む設計を掲げる。
2025年12月末、株価が30営業日連続で$1を下回りナスダックから上場基準違反の通知を受けた。2026年3月に株式併合で急場をしのぎ基準を回復したが、前臨床段階の会社にはよくある厳しい資金繰りが続いている。
がん領域の低分子候補SP-2577はMDアンダーソンがんセンターとの共同試験を2025年末で打ち切り、導出先を探る方針に切り替えた。限られた資金を、新しい抗ウイルス基盤の実証に集中させている。
AI基盤が実際に効く薬を生み出せるかと、合併で確保した資金がどこまで開発をつなげるかにかかる。旧Salariusのがん領域の候補は2025年末で臨床試験の新規登録を止め、導出先を探す段階に入っている。
この会社をどう読むか
DCOYという銘柄コードは2026年1月に付いたばかりで、それまでこの会社はSLRXとして取引されていた。前身はがん治療薬のSalarius Pharmaceuticalsで、2025年11月にDecoyを取り込み、翌1月に社名ごと入れ替えた。
合併で得たのはAIと高速合成でペプチド薬を素早く設計するIMP3ACT基盤で、まず呼吸器ウイルス向けの候補群に力を注ぐ。2025年末には上場廃止の警告を受け株式併合で切り抜けており、新しい看板技術の実証と財務上の難題を同時にこなす局面が続く。
バランスシート (要約)
資産 $11M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $6M(53%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$11M
- 他の流動資産$275K
- 固定資産$72K
- 流動負債$5M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −212.6%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$5M
- フリーCF
- −$5M
- 営業CFマージン
- —
- 現金ランウェイ
- 約2年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
DCOY の掲示板
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