DTST
Data Storage Corp事業を売った金を成長投資ではなく株主への払い戻しに振り、発行株の72%を1株$5.20で消して株数を216万株台まで絞った。身軽な資本構成のまま、次に買うものを探す側に回っている。
祖業だったクラウドの保管・災害復旧事業は2025年9月に売却済み。いまの収入は、子会社Nexxisが企業向けに束ねて売る音声・インターネット・SD-WANの月額利用料が中心になる。
クラウド事業を手放したばかりで、Nexxis単体の実績はまだ薄い。企業向け通信は規模で勝る大手がひしめき、良い買収先を掴めなければ会社は現金を抱えたまま縮んでいく。
2025年12月に始めた公開買付を2026年1月に締めて自社株買いを片づけ、残る現金でAIやGPUの基盤、サイバーセキュリティ分野の買収先を選別している。
Nexxisの通信契約がどこまで積み上がるかと、残した現金でどんな会社を買えるかの二つに尽きる。売却代金の大半は$32.2Mを払った公開買付に消えており、次の一手の原資は厚くない。
この会社をどう読むか
Data Storage Corpは、20年以上続けてきたクラウド保管と災害復旧の事業を2025年9月、$38.1Mで手放した。多くの会社なら売却益をそのまま次の事業に回すところを、この会社は株主への払い戻しに使った。
2025年12月に始めた公開買付は翌1月に締まり、発行株の72%にあたる562万株超を1株$5.20で買い取って、株数は216万株台まで縮んだ。残るのは通信子会社Nexxisの月額収入と手元の現金で、会社の中身をこれから買ってくる段階にある。
バランスシート (要約)
資産 $43M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $41M(95%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
- 現金・現金同等物$2M
- 他の流動資産$41M
- 固定資産$396K
- 流動負債$2M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $1M
- 売上成長率
- 13.4%
- 粗利率
- 44.4%
- 営業利益率
- −258.4%
- 純利益率
- —
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$3M
- フリーCF
- −$3M
- 営業CFマージン
- −228.7%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
DTST の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…