財務データが揃わず、性格の分類はしていない

産油国の国営石油会社でありながら、送電と有料道路という規制収入型の長期インフラを子会社ごと抱えている。
コロンビア国内で原油と天然ガスを掘り、精製して国内外へ売る一貫体制が土台にある。その横に、子会社ISAが運営する送電線と有料道路の事業が並ぶ。こちらは規制で決まった利用料金が入るため、原油相場とは別の理屈で現金を生む。
原油価格が急落すれば採掘事業の利益は一気に縮み、国庫へ回す配当の余力も薄くなる。支配株主が国であるため、探鉱の許認可や脱炭素政策の変更といった政治判断が経営に直接入り込む。既存の油田は開発を止めれば産出量が年々目減りしていく。
支配株主である国への配当を厚く保ちつつ、原油相場が沈んだ年はISAの規制収入で財務を支える二本立ての構えを取る。
掘り出せる量と国際的な原油価格が川上の利益を決め、規制で決まる料金がISA側の利益を決める。地下の埋蔵量は掘るほど減るので、新しい鉱区を見つけ続けられるかが将来の産出量を静かに握っている。
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
読み込み中…