EEIQ
EpicQuest Education出願を仲介するだけの会社ではない。傘下のAmeri-Canが持っていた転換社債を2022年12月に株式へ換え、Davis Collegeを手中に収めた。2023年11月には当局の認可を得てDavis Universityへ格上げしている。送り出す側ではなく、受け入れる学校そのものを持つ会社だ。
中国の学生を米国へ送り出す出願支援と、渡航後の生活や就学の世話を有料で請け負うのが古くからの商売だ。いまはそこに、自ら持つオハイオ州のDavis Universityとバンクーバーのカレッジの授業料が加わり、送り出す側と受け入れる側の両方から金が入る。
留学はビザ政策や米中関係で急に細る需要で、自社では制御できない。大学を自前で持つ分、学生が集まらなければ学費が入らないまま校舎の費用だけが残る。バンクーバーのカレッジには、学生数と財務の目標に届かなければ出資分を売り戻せる権利をあらかじめ付けていた。
買収した学校をそのまま置かず、四年制の学位課程を足し、運動科学やスポーツ関連の新会社を作って科目を広げてきた。学生を集めるための商品を、買った学校の中で増やしていくやり方を取っている。
学生を連れてくる経路が重要条件になる。Davisの留学生は重慶や広東の高等専門学校との提携で束になって入っており、この提携が細れば定員も学費収入も同時に細る。2023年9月に開いたスリランカの事務所は、東南アジアと中東という別の水源を探る動きだ。
この会社をどう読むか
留学の仲介業は、ふつう学生を送り出したところで仕事が終わる。EpicQuest Educationはその先まで買った。オハイオ州のDavis Collegeを手中に収め、2023年11月には認可を取ってDavis Universityへ格上げしている。受け入れる学校そのものを持つ会社になった。
その結果、送り出しの手数料と大学の学費が同じ会社に入る一方、学生が来ない年には手数料も学費も同時に消える。重慶や広東の高等専門学校と結んだ提携が留学生の主な入り口で、2023年に開いたスリランカの事務所は別の入り口を掘る試みにあたる。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
EEIQ の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…