
事業は安定寄りだが財務に注意点が残る、どの型にも寄り切らない中間型
半導体の純度を守るという、微細化が進むほど重要になる分野に特化した点が強み。チップの不良を防ぐ製品ゆえ品質への信頼が決め手で、簡単に他社へ切り替えられない。回路の微細化やAI向け半導体という長期の追い風を、消耗品として取り込める立ち位置にいる。
半導体を作る工程で、材料や薬品から微細な汚れを取り除くフィルターや、汚染を防いで運ぶ専用の容器、特殊な薬品の販売が収益の柱。半導体は少しの汚れでも不良になるため、純度を守るこれらの製品が欠かせない。チップが作られるたびに消耗品として使われ、繰り返し売れる構造になっている。
半導体市況が冷えてチップの製造量が減ると、消耗品の需要も落ちる。半導体は好不況の波が大きく、製造が絞られると業績が振れる。技術の世代交代への対応の遅れや、特定の顧客・地域への依存、価格競争も、収益の重しになりうる。
配当を出しつつ、稼いだ資金を純度を守る材料の技術開発と、生産能力の拡大に振り向ける経営。半導体の微細化という追い風に合わせて高純度の製品を磨き、市況の波に備えながら、消耗品としての安定需要を取り込んで稼ぐ力を高める方針が特徴。
半導体の製造量と、微細化の進み具合に依存する。チップの回路が細かくなるほど、わずかな汚れも許されず純度を守る製品の需要が増える。半導体メーカーの製造が活発か、最先端の工程に対応する材料を供給できるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $8.4B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $4B(47%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
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