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Entera Bio個々の薬ではなく「注射薬を錠剤に変える方法」自体を売る発想で、EB613の次に控える候補にも同じ基盤を使い回せる。単一の分子に賭ける小型バイオとは、賭け方の単位が違う。
承認薬も製品売上もまだ持たない。開発費の一部はOPKOとの共同開発が支え、残りは増資でつないでいる。看板候補EB613はEli LillyのForteo(注射)と同じ有効成分を錠剤にしたもので、承認済み成分を土台にする近道の申請経路を使う。
後期試験で見劣りする結果が出れば、後続の候補も含めて技術そのものへの信用が揺らぐ。手元資金は限られ、試験の遅れがそのまま増資による希薄化に直結する。
現金を焼く速度を抑えるため、全臨床を単独で抱えずOPKOのような相手と分担する道を選んできた。承認前の開発期にあり、株主への還元より試験の完走が先に来る。
ペプチドを胃酸から守り血流まで届けるという一点に、パイプライン全体がぶら下がっている。EB613が後期試験でForteoに近い骨密度の改善を示せるかどうかで、次の資金調達の条件まで変わる。
この会社をどう読むか
骨を作るホルモンの一種であるテリパラチドは、胃で分解されてしまう。だからForteoという注射の形で20年以上使われてきた。
Entera Bioが挑んでいるのは、この成分を胃酸から守って血流まで届けることだ。薬そのものより「届け方」を作る会社と言ったほうが近い。後期試験の結果が出るまで、パイプライン全体の値打ちは一本の試験に預けられたままになる。
バランスシート (要約)
資産 $16M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $13M(82%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$7M
- 他の流動資産$8M
- 固定資産$695K
- 流動負債$2M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $42K
- 売上成長率
- −76.8%
- 粗利率
- 0.0%
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −87.3%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$7M
- フリーCF
- −$7M
- 営業CFマージン
- −17547.6%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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