EUDA
EUDA Health特別買収目的会社との合併で2022年に上場した経緯を持ち、その後に本業の医療を手放して施設管理が残った。稼いでいる事業と社名がまったく別の産業を指しているという、珍しい形の会社である。
事業区分は施設管理と健康関連消費財の二つ。シンガポールの子会社群がショッピングモールやオフィスビル、集合住宅の設備管理と警備を担い、これが長く継続事業の中心を占めてきた。2024年5月に買収したFortress Coveの傘下にはマレーシアのCK Health Plusがあり、健康関連の消費財を訪問販売の形で扱う。
2025年末の運転資金は$4.8Mの不足、手元現金は$0.3Mで、2020年から営業赤字と資金流出が続いている。会計上も継続企業の前提に疑義が付されており、資金の出し手が一人でも降りれば止まる。
診療事業を切り離す一方で、マレーシアの健康関連事業を買って穴を埋めるという入れ替えを続けてきた。手元資金が薄いため、借入と増資で日々をつなぐ運営が常態になっている。
施設管理と警備は契約更新の積み重ねで成り立つため、既存顧客をつなぎ止められるかで売上の連続性が決まる。加えて、私募の貸し手や関係者からの短期借入で日々の運転資金を回している。
この会社をどう読むか
EUDA Healthという社名から医療を想像すると、決算の中身で必ず躓く。
この会社の売上を作っているのはシンガポールのショッピングモールやオフィスビルの設備管理と警備であり、医療サービスは2023年9月に打ち切られている。2025年末の運転資金は$4.8Mの不足、現金は$0.3M、継続企業の前提にも疑義が付いた。社名の印象と実際の事業と財務の三つが、それぞれ別の方向を向いている。
バランスシート (要約)
資産 $26M を負債が上回る債務超過の状態。
負債が資産を上回る債務超過。本業から入る現金もマイナスで、増資や資金繰りに注意
- 現金・現金同等物$143K
- 他の流動資産$25M
- 固定資産$603K
- 流動負債$29M
この判定で見た指標: 自己資本比率・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $10M
- 売上成長率
- −6.7%
- 粗利率
- 34.1%
- 営業利益率
- −122.5%
- 純利益率
- −252.9%
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$2M
- フリーCF
- −$2M
- 営業CFマージン
- −15.5%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
EUDA の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…