まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
生きた細胞を使わず、精製した酵素の反応だけで物質を作るという独自の仕組みが最大の特徴。細胞を扱う難しさを避け、化学の製法のように制御できる点を狙う。細胞を使う合成生物の会社とは異なる、細胞を使わない酵素での製造に賭ける超小型の新興の立ち位置にいる。
細胞を使わずに物質を作る独自の仕組みを事業の柱にする。微生物などの生きた細胞を発酵させる代わりに、必要な反応を担う酵素だけを取り出して組み合わせ、植物などの原料から、特殊な化学品や、食品の添加物、薬の原料、燃料を作ろうとする。細胞を使う方式の難しさを避けられる点を売りにする。まだ商業化のごく初期で、収入はほとんどない。これらの酵素で作った物質の販売で、いずれ稼ぐ構造を描く。
細胞を使わない仕組みが、工場の規模で採算に乗るかが未知数という弱点を抱える。生きた細胞を使う発酵の方式や、ふつうの化学の製法との競合もある。合成生物の分野は、期待が先行して資金が冷え込んだ歴史があり、逆風が強い。商業化のごく初期で、収入が乏しいまま赤字が続く。現金が細れば増資で持ち分が大きく薄まる。技術の優位を示せなければ、存在の理由が問われる。
配当を出さず、技術の実証と商業化に賭ける経営。創業した経営者が率いる。収入が乏しいなか赤字が続き、増資に依存する。細胞を使わない酵素での製造への特化と、商業化の実証が、運営の中核になっている。賭けの色が極めて濃い。
技術の実証と、商業化、資金繰りに依存する。酵素だけで物質を作る仕組みが、工場の規模で安く安定して動くと示せるか、作った物質を買う顧客を見つけられるか、細胞を使う方式に対する優位を示せるか、そして収入が乏しいなか資金繰りをつなげるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $6M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $3M(57%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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