FEBO
Fenbo Holdings33年前は玩具を作っていた工場が、市場の縮みを見て美容家電へ商売ごと移した経歴を持つ。自社ブランドを立てず、量産の技術だけで生き延びてきた工場という性格が濃い。
ヘアアイロンやカーラー、トリマーといった美容・身だしなみ家電を、ブランド企業の注文どおりに作って納める受託製造で稼ぐ。広東省の自社工場FPPFは年300万台超を作れる能力を持ち、生産は海外市場向けが中心になる。
自社ブランドを持たない以上、利幅は薄く、発注元の都合ひとつで生産量が振れる。2025年には株価が1ドルを割ってNasdaqの最低株価基準に触れ、同じ年に株主総会の開催義務でも指摘を受けた。どちらも年内に解消したが、規模の小ささが表に出た形になる。
2024年11月、創業者が持株会社の全持ち分をHuang会長とWang最高財務責任者へ売って退いた。2025年9月には二人の議決権を二十倍に重くする種類株を導入しており、経営権の作り直しが二年続いている。
受注量はブランド側の販売計画次第で、採算は原材料費と人件費をどこまで抑えられるかで決まる。2025年9月に入れた種類株で議決権が経営陣の二人に寄っており、会社の向きもその判断に従う。
この会社をどう読むか
Fenbo Holdingsはいま美容家電のOEM工場だが、1993年の創業時に作っていたのは玩具だった。玩具市場が縮んだ2005年に受託製造へ商売ごと切り替え、2010年には広東省に自社工場を構えて年300万台超を作れる体制にした。
工場の実務が地道な一方で、株主の側はこの二年めまぐるしい。2024年11月に創業者が持株会社の持ち分を現会長と現CFOへ売って退き、2025年9月には二人の議決権を二十倍にする種類株が入った。同じ年に最低株価と株主総会の基準にも触れており、上場企業としての足場はまだ固まっていない。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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