FEDU
Four Seasons Education同じ規制を受けた他の中国学習塾の多くが縮んだのに対し、この会社は補習から体験型の学びへ業態そのものを入れ替えた。2007年に上海の小学生向け算数塾として始めて以来積み上げた教育資源を、そのまま新しい業態へ回している。
2021年末に小中学生向けの学科補習(K-9)を規制で打ち切られた。いまはキャンプ形式の学習合宿、学びと旅行を組み合わせた教育旅行、興味分野別の講座が売上を作る。江西省婺源に造った学習キャンプはすでに全面稼働している。
教育関連の規制は一度会社の主力事業を丸ごと打ち切った実績があり、新しい学習合宿や教育旅行の事業も同じ当局の判断ひとつで縮む可能性を抱える。少子化が進む中国では、そもそも生徒の数自体が先細りやすい。
中国本土の事業は外商独資企業の上海富曦を通じた契約関係(VIE)で握る体制を保つ。規制の枠内で学習旅行や体験型の講座へ資源を移し、FY2026は黒字を回復したが、親会社への資金還流は限られたままだ。
収益の実体は上海の契約子会社(VIE)が握っており、その利益を親会社へ吸い上げられるかは中国当局が定める配当規制次第だ。FY2026はVIEから上海富曦へ役務対価$1.4Mが支払われたが、親会社への配当はゼロだった。
この会社をどう読むか
Four Seasons Educationは上海で小学生に算数を教える塾として2007年に始まった。2021年末、中国当局の規制で主力の学科補習を打ち切られ、事業をほぼ作り直すことになった。
売上はFY2024のRMB1.25億からFY2025はRMB2.51億へ倍増し、FY2026もRMB2.54億($37.1M)を保った。ただし損益はFY2025に一度赤字へ沈み、収益の実体を契約関係(VIE)で握る形である以上、当局の判断ひとつで揺れる点は補習塾の時代と変わらない。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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