FLNG
Flex LNG船齢の若い低燃費船だけで13隻を揃え、古い船を混ぜていない。2025年9月には上場先をニューヨーク一本に絞り、二重上場を維持する手間も畳んだ。
液化天然ガスを運ぶ専用船を保有し、エネルギー会社や商社に長期契約で貸し出して用船料を得る。船隊はガス消費を抑えるガス噴射エンジンや再液化装置を備えた9隻と、同じく低燃費の別方式を積んだ4隻の計13隻。契約の満了時期は2026年から2041年まで、意図的にばらしてある。
長期契約とはいえ満了は避けられず、更新のタイミングで市況が沈んでいれば低い料金での再契約を強いられる。LNG船は活況期に各社が一斉に発注する傾向があり、後年の供給過剰につながりやすい。
用船料で入った現金は、厚めの配当として株主に戻る。2025年に用意した$15Mの自社株買い枠は、一度も使わないまま期限を迎えた。大株主Geveranが4割超を握る構成も、意思決定の背景にある。
契約更新の順番が回ってきたとき、用船市況がどの水準にあるかで次の数年の収入が決まる。発行済み株式の4割超を握る大株主Geveranの意向も、外から効いてくる。
この会社をどう読むか
船齢が古いほど燃費で不利になるのがLNG船の世界で、Flex LNGの13隻はすべて2018年以降に竣工している。船隊の若さそのものが、この会社の商品だ。
長期契約の満了時期は2026年から2041年まで散らばっていて、市況の底で全船が一斉に更新を迎えないよう組んである。2025年9月にはオスロ証券取引所での上場をやめ、ニューヨーク一本に絞った。大株主Geveranが発行済み株式の4割超を握る構成も、この銘柄を持つなら頭に入れておきたい事実だ。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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